納車~初回点検までのインプレッション

クロスオーバー7を納車してから走行距離が1,000km突破しました。試乗を幾度も重ねて納得して買った車ですが、実際に使用していくなかで気づいたことがあるのでインプレしておきます。

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1000km走行してみえてきたクロスオーバー7の満足点・不満点

買って良かったところ、悪かったところを本音で書いていきます。一部不満点は初回点検で解決することができたものもあります。

満足したところ

古めかしさを感じさせない高いデザイン性

少し前の車のデザインは、箱型とも言える角ばったデザインの車が多かったです。クロスオーバー7の場合、前モデルのエクシーガからの改良ということで、コンセプトから設計された新しいデザインでないものの最近のトレンドを反映しても至る所に流れるような躍動感のあるエクステリアになっています。長期にわたり積み重ねたものなので、ライト周りのフレームなど熟成された風格を感じることができます。特にフロントやサイドなどラインの取り回しに魅了されます。

オプションとして選んで満足度の高いパーツはバンパーパネル、ウルトラスエード/本革シートです。SUVとして表情を引き締めてくれるエクステリアのパネルに加え、室内空間も格段に質感が上がりオススメです。スエードの肌触りが非常に柔らかく、シートだけでなくドアパネル部分も純正のメッシュ調から切り替わっています。スエードのソフトな感触はファブリックになれた人にとってとても親しみやすく、一緒に乗る家族からも好評でした。

良好とは言えない燃費、走りの満足度でカバーできる

他メーカーの車種では不必要な装備が増え、車両全体価格があがりつつある中、同じ価格帯のなかでこれだけの装備、質感はお買い得だと充分に言えるモデルです。しかし、エンジンの基本設計が古いため、ハイブリッドカーと比較するとお世辞にも低燃費とはいえません。

1,000km走った累計燃費は9.8km/l

交通量の多い街乗りでは8km/lくらい、高速や幹線道路では11~12.5km/lでした。
同じ排気量2.5Lで以前所有していた2WD車では7~8kmとなっていたのでAWDとしては意外にも良好すぎる数字です。慣らし運転のためにアイドリングによる暖気を行っていたため、今後はもう少し伸びる可能性があるので期待しています。

エコカーブームの中、ハイブリッドやクリーンディーゼルに加え、ダウンサイジングターボといった技術を搭載したモデルが次々と出てきています。対してクロスオーバー7は2.5LのNAエンジンです。時代の流れにあえて乗らず多人数乗車を想定し、排気量できちんとトルクがあって機敏に操作できることがドライバーへストレスを与えることなく楽しく運転できます。7シーターのSUVとなると現時点ではクロスオーバー一択と言え、他のファミリーカーでは納得できない人は必見と言い切れます。

不満なところ

室内のユーティリティ(収納)が少ない

運転席や助手席って乗る頻度が高く、他メーカーでは目隠し性、インテリアのファッション性を損なうことなく豊富な収納があります。クロスオーバー7ではフロントセンターコンソールにカップホルダーがありドリンクを置くには不足ないけど日常的に使うスマートフォンや財布などの置き場に少し戸惑います。

トランクルームは3列目を倒すことで広い収納スペースができ、長さのある荷物を置くことができます。地面からゲートまでの高さが意外とあるため、小柄な人だと奥に荷物が置きにくいのが欠点です。また、3列目を倒したときは完全にフラットにはならす、転がりやすいものを置く場合は注意が必要です。ただ、これはクッション性のあるラゲージマットを引くことで解消できます。

リアのドアが閉まりにくい

フロント(運転席・助手席)は特に気にならないけど、リアは力強く閉めないとすぐ半ドアになります。左右どちらのドアも同じだったのでそういう仕様ということが疑われます。初回点検時、担当サービスへ伝えたところ、リアドアを固定するゴムが固めに設計されているようです。グリスアップにより気持ち改善したような気もしますが、大きくは変わりませんでした。

バックモニターのアシスト線のズレ

バックカメラをナビと同時にディーラーで装着してもらいましたが、純正では少しナンバーに対して左にずれた部位に固定するため、ラインも左にズレがありました。ナビの設定から修正できますが、初回点検時に合わせて調整してもらいました。調整後は違和感なく駐車できています。

初回点検で行った11項目

付属の説明書では11項目あります。作業時間は調整など含めて1時間くらいでした。

かじ取り装置
パワーステアリングのオイル漏れ・オイル量(※)
制動装置
ブレーキ液の量
走行装置
ホイールのボルト、ナットの緩み
動力伝達装置
クラッチ液の量(※)
トランスミッションのオイル漏れ
デファレンシャルのオイル漏れ
原動機
エンジンオイルの漏れ
燃料漏れ
冷却水の漏れ
エンジンオイルの汚れ、量
冷却水の量
その他
リアドアの開閉調整、バックカメラのガイドライン調整

クロスオーバー7の場合「※」マークは該当が無いため実際には9項目を行ったようです。

まとめ

実際に乗って気になるところもみえてくることもありましたが、結果として購入した満足度は高い車です。中途半端な走行となって運転の面白みを欠けた車でなく、ファミリーカーでもしっかり運転が楽しいってすごく良いです。運転をしたいってだけでどこかへ外出したくなりドライブが作業から楽しみに変わります。

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