クロスオーバー7 現実的な値引き交渉の合格ライン

クロスオーバー7の契約に至るまで、雑誌やインターネットなどからさまざまな情報を収集しました。値引き金額に関する情報はサイトによってバラバラで、自分の交渉はどうなのか評価しにくいのが現状です。私が実際した行った契約内容と参考として値引きについてみていきます。

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過去のデータからみた値引き金額について

投稿サイト にある91件分(2015年3月~2017年5月)のデータを調査してみました。

値引きデータの平均値

車両本体:19.29万円
オプション:16.59円
値引き総額:35.88万円

私が複数のディーラーで見積もりしたとき、車両本体の値引きが20万円を下回るところは幸いありませんでした。もう少し詳細に値引きの分布をみていきます。

値引き金額の分布

車両本体の値引き

オプションの値引き

値引き総額

調べて思ったのが、投稿サイトに載せていく情報ってある程度契約までのプロセス満足できた人が多い可能性がある点が気になります。雑誌や本で確認すると30万前後くらいが値引き総額の合格ラインとされていますが…

実際、契約した総支払い額を知る方が重要では?

比較サイトでは値引きのみに焦点をあてていますが、総支払い額は不要です。自分にとっては不要なオプションをてんこ盛りにして値引きを引き出すよりかは、総額のコストをいかに抑える方が重要かと思います。私が契約した際の値引き額は、車両値引き24.1万円とオプション値引き12.4万円で総額36.5万円でした。(見積もりに含まない約1.3万円のオプション品やおまけは除く。)下取りが10年落ちの軽1台5万円でしたが契約に踏み切りました。

予算は300万に対して支払い総額は310万円。これだけでは値引きに見えますが、キャンペーンを上手く利用できた結果充分に満足できるものになりました。

試乗から契約までの実際行ったプロセス

クロスオーバー7を購入したときの記録です。買い替えを検討する際、最初は車種を特に選んでなかったけど、ディーラーで実車を確認し「次に乗る車はこれだ!」と意気込むようになりました。最終的に初回の見積もりと契約時では30万超えの差額になりました。

半年前からディーラー選び・見積もりに複数店へ訪ねた

私の場合、子どもの誕生に合わせ車を買い替える必要性があったため、車選びには時間的なゆとりがありました。納車までの期間は1年以内くらいで良いと考えていたためじっくり腰を据える気持ちで見積もりをはじめました。

車は決して安い買い物ではないのでカタログだけで決めるような経済的に余裕のある方は少ないと思います。実際にどれぐらいの大きさか、車内のスペースの確認など展示車両、試乗車を確認して決定していくのが一般的です。スバルの公式サイト にて試乗車がある店舗を探すことが出来ます。この機能を使って近隣の販売店で欲しいボディーカラーの実車を見に行きました。

複数店舗回って、気が付いたことは電話の対応や入店から案内までのスタッフの対応が全然違うことです。相手も人間なのでこれから担当となる人との付き合いを考え、雰囲気が良くかつ価格の折り合いがつきそうな店舗を探しました。

同じ系列(愛知県内なら名古屋スバル)での見積もりはあまり参考にならないと言われますが、車体本体の値引きやオプションの値引きなど店舗によって実際は大きく異なりました。営業の方の売る気の問題かもしれませんが、同じ内容に総額も約15万円差が有りました。

この時点でオプションは付けたいものは全て含めて見積もりを作ってもらいました。値引きについて相談したときディーラーから決算期ならもう少しいい数字を出せるという話を聞き、一度クロスオーバー7は見送る作戦に移行しました。

2ヶ月の空白期間に他メーカー、他車種の試乗や見積もり

クロスオーバー7に一目惚れ状態であったものの、決算期にそのまま買うというのはさすがにしません。頭を冷静にするため、交渉に必要な材料を収集しに行きました。

他メーカーでは人気車種に関わらずやる気のある担当営業マンだったためか、初回の見積もりで大幅に合格点と言える内容の見積もりがありました。(エクストレイルで総額55万円引き)

他に5人乗りSUVなど試乗を積み重ねましたが、走行したインプレッションでクロスオーバー7が強く残り、家族みんな同意で決算期へ向けて待つことにしました。

決算期を迎える前にまさかのマイナーチェンジ発表

余裕をみて動いたものの、メーカーHPを確認すると「生産を一時中止する」というお知らせがありました。ディーラーへ確認すると、ほとんど内容は変わらないとのことでした。

意表を突かれましたが、ちょうどDysonの掃除機や送風機などのプレゼントキャンペーンを開催していると教えてもらいました。たまたま知り合いにスバル社員の方がいたため、契約後に郵送される15,000円のクーポン券とのキャンペーン商品をダブルで獲得するためにも1月~2月にかけて再度交渉をスタートさせました。

以前に見積もりはオプションをかなり付けたため総額330万円台と少し予算オーバーしていました。見積もり書とオプションカタログをみて自分に何が本当に必要なのか、不要なものを削っていくことにしました。

契約までに削った部分

真っ先に削ったのがベースキットです。そもそもバイザーは使わないし、マットも通販サイトで安く買うことができ不要なものが多く価格も高い。あえて見積もりに含めていたのは、利益率が良いベースキット込みでの値引き額を調べるために含めていました。このときの値引き額をキープかもしくは上乗せ出来たらいいかなと考えた結果です。

諸費用カットにて行ったことは、5年の点検パックを止めました。年間に10,000km以上走れば点検パックは魅力的だけど、使用予定は年間5,000km走行であったため延長保証のみに切り替えました。

その他オプションは自分が取り付けたくて含めたものなのでかなり悩みました。見積書をじっくりみていたときに意外なものを発見し変更しました。それが「ETC」です。「ETC2.0」って首都圏に住む方ならメリットありそうですが、価格が高すぎです。従来のETCとの差額を出してもらうと「約2万円」となりました。

契約前のトドメは最終的に値引きキープのまま、ETC2.0→ETCへ変更してもらいました。

最終結果とまとめ

冒頭でも書きましたが、総支払額は310万円となりました。特典を加味すれば実質値引き額は40万を超え、総支払も目標の300万円に大きく近づきました。
オプションを増やせば付属品に対して値引き額は増やせますが、総額がもともとの予算に合っているかの方が重要でしょう。

詳細な内訳を本当は載せたかったけど、頑張ってくれた担当営業さんから「オプションに含めないパーツは本社へは注文書を送付できない。」と言われたため金額のみ書きます。

車両本体価格:289.4万円
付属品:39.5万円
諸費用:23.5万

値引き分
付属品値引き:12.4円
本体値引き:24.1万円
下取り:5.9円

特典
オプションパーツ:1.3万円
クーポン券(後日):1.5万円
キャンペーン商品:dyson hot+cool

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